四季の歌
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冬の生活あれこれ
冬を耐えた者だけが味わえる春の喜び  (2001年2月)
短い秋が来て山に初雪の知らせが流れる頃さっぽろっ子は元気が無くなり長い冬を耐えて行かなくっちゃと言う顔つきになります。
そして転勤直後だった私から見ると何故 純白のロマンチックなパウダースノーを恨めしそうに見、目の仇のように扱うのか不思議でした。必要以上に嫌っているように見えたものでした。
私は南国伊豆に居た頃、雪は直ぐ溶ける液体の変形した物だと言う感覚が有りました。しかし気温の低い地域での雪は白い養分の何も無い土なんだという事が分かりました。これは全く厄介な代物です。
除雪に余計なお金は掛かるし、雪投げで疲れるし、道路は渋滞でノロノロ運転で生産性は下がるし、通勤時間は長くなるし、毎日見る辺りの風景は白一色で変化は無いし、凍った雪はコンクリート状になるし、兎に角滑って歩き難く肩が張るし、 何しろ屋外を思いっきり走る事が出来ません!
・・・暗い気持ちにもなる筈です。
だから だからこそ緑が少しづつ戻り春がそこまで来た頃の喜びは北国の冬を経験した者でしか味わえない至福の情感なのです!!!

踏みしめた雪が固まり溶けた雪が氷る 以下の一部分は北海道新聞の記事を参考にしてます、2003 12 13
 毎年今頃になると氷った歩道で滑って転んで怪我をしたという話を身近な方から聞くようになる。
幸い私たち夫婦はかなり意識して歩いてるからか札幌に来て20年ほど経つが病院に行ったのは私が2度ほどで応急手当で済んでます。 雪国に住む人達の宿命とはいえ高齢者の場合それが原因で長く寝込んでしまうというケースも良く聞きます。
札幌に来たばかりの頃は気温の低い日は滑るから注意しようと勝手に思っていたものですが、実は一番厄介なのは積もった雪が暖かい日中に溶けて夜気温が下がり氷り鏡状態になる、これが翌朝出勤時間に滑るんです! テカテカしててここは滑るぞって教えてくれてる箇所は避けて通ればいいんですが、下手にその上に新雪がちょこっと積もってると見誤って滑る元です。
 私は新雪の上を歩くのが好きです、サクサクというかキュっキュという音がして気持ちが良いのです、ただ人の往来が多い場所は直ぐ踏み固められて滑りやすくなります。最近車のタイヤがスタッドレスになり横断歩道はツルツルになってますから進みません。私は信号を見てかなり余裕がないと渡れません、一度未だ半分くらいしか渡りきれないうちに信号が変り焦った事があります。時々地元の人がこんな状態の中をスケーターのように追い越して行きますが気にしてはいけませんマイペースを守って歩きましょう。

救急車の出動が多いのはどんな時?
 札幌市消防科学研究所によると出動件数は2000年度/1097件、2001年度/936件、1994年度から8年間の年平均出動件数は859件で年々増加してる由、月別では12月が全体の32%。時間帯では午前8時〜午前10時が最も多い。年齢別では60代〜70代が一番多く負傷程度も重くなるそうです。又この数字以外に救急車を頼まず自分で病院に行ってる人を加えると実際はもっともっと大勢の人達が被害にあってるのではないでしょうか。

転ばない歩き方 → 「転ばないコツ2005」
皆さん 同研究所の所長さんが下記に転倒の予防策をお話し頂いてますから参考にして、今後は転ばないで歩けるよう気をつけましょう。
「気温が高く雪が溶けた日の翌朝は要注意。路面状況を良く確認し、靴はゴム底ののやわらかいものを履き、ゆっくりと歩幅は小さく歩くと良い。手はポケットから出し、頭の保護のため帽子を被ること」以上です。
内地の皆さんへ 私から気になってる事です。
最近デジカメが流行ってまして雪まつりなど写真に残したいお気持ちは良く分かりますが、歩行中片手でパチリパチリは危険です。それから荷物を沢山持って歩行されてる方 事情が有ることでしょうが危ないですよ。

雪道歩行マニュアルの作成
北海道大学体育指導センターでは来年早々 中高年層を対象に公開講座を開き 太ももの筋力を鍛えたりバランス感覚を養うトレーニングや転び方の練習の指導とともに「転倒のメカニズム」を探り効果的なトレーニング方法のマニュアル作りを行うようです。


少年野球チームがいつも練習する公園の雪が早く溶けるよう父兄も手伝って作業してます。(06'3/18)


 北海道「雪」プロジェクトのホームページで雪について勉強してみましょう
北海道教育大学附属札幌小学校と附属教育実践総合センターでは雪を核とした総合学習「あいの里雪探検隊」を2000年冬に共同で実践し、FD事業「あいの里総合学習フォーラム」で発表した。その経験と成果を踏まえ、雪を多様な側面から探究する子 どもたちとそれを手助けする先生、あるいは子どもと学ぶ父母をサポートするページを構想した。これをもとに、附属教育実践総合センターと附属札幌小学校を中心として、道内教育現場や北海道教育大学有志、雪の研究者からなる「北海道雪プロジェクト」を立ち上げ、ホームページ『雪たんけん館』を2001 年より公開・運営している。
 本ホームページを活用し、日常生活や文化と深く関わる雪を総合的に学び、自然の偉大さやすばらしさに気づくとともに、雪の困難を克服し、身近な自然を積極的に利用する人間の知恵に学んでほしい。その過程を通して、次代を生き抜く力が育まれることを期待する。尚、本ホームページのデザインは本校卒業生が起こしたベンチャー企業による。
大通公園の「遊雪館」
*夏こそ雪生かせ*イベントで観光振興*冷房用エネルギーもPR
2005.07.22 北海道新聞朝刊地方 27頁 札圏 (全2071字)

札幌市中央区大通西二の大通公園に二十一日、昨年の「雪のピラミッド」に続き、真夏に雪を楽しめる「真夏の遊雪館」がお目見えした。札幌商工会議所の主催で、全長十五メートルの「雪の洞窟(どうくつ)」と「雪冷房館」で構成されている。観光振興のため、札幌の新しい夏のイベントとして定着を目指すとともに、冷房用エネルギーとして雪の活用をPRするのが狙いだ。オープンまでの動きを追った。(山本忠彦)

■ダンプ3台分

 三日連続で夏日を記録し、札幌・豊平川の花火大会の余韻が残る十五日午後十時すぎ。大通西二の大通公園に高さ約二メートルの雪山が出現した。ダンプカー三台で運ばれた雪は約三十トン。四月下旬から同市南区の札幌国際スキー場の駐車場に雪山を築き、バーク材と呼ばれる木の皮で覆って保存してきた。

 今年の目玉となる「雪の洞窟」用の雪で、作業員十人による両壁面と天井に厚さ十センチの雪を張りつける作業が始まった。雪が解けないようにプレハブの壁面にマイナス一○度の不凍液が循環するパイプを張り巡らせた。

 昨年の雪のピラミッドでは、作業中に天井の雪が解け出したこともあって、マイナス五度まで洞窟内部の温度を下げることのできる冷却装置を導入した。

 雪の洞窟は、オープン前日の二十日まで六日間をかけて完成させた。イベント担当の札幌商工会議所の若原真司さん(36)は「薄暗い洞窟を進みながらワクワクした気分を楽しんでほしい。昨年の経験を生かしただけに出来栄えはいい」と胸を張る。入場者には雪の壁に手を触れ、その冷たさを楽しんでもらいたいという。

■冷気の体験も

 洞窟を進むと、もうひとつの「雪冷房館」(縦、横各十メートル、高さ三メートル)に着く。その名の通り、雪を使った冷房装置を多くの人に体験してもらう狙い。二基のうち一基は、札幌市内の冷暖房設備会社「池田煖房工業」が試作した。

 装置の内部には、雪を詰めたプラスチック製のかご四十八個(計五百キロ)が積み重ねられ、かごのすき間を循環して冷やされた空気をファンで送風口から吐き出す仕組みだ。

 館内の室温を一五度まで下げることができる性能があるという。同社の永瀬次郎技術部長(54)は「エアコンと違って適度な湿度がある。雪がフィルターとなり、空気の浄化に効果もある」と説明する。

 札幌市のモエレ沼公園の「ガラスのピラミッド」や美唄市内でのマンションなどでは雪冷房が採用されているが、普及には雪の貯蔵場所や運搬費用の問題など課題も少なくない。

 ただ、環境にやさしい有望なエネルギーとして注目されるだけに、永瀬部長は「まずは実用化レベルに達していることを全国にPRできれば」と期待する。

■氷のジョッキ

 雪冷房館には、冬の風景をバックに記念撮影できるバーチャル写真館コーナーがあり、毛糸の帽子やダウンジャケットなどの小物も用意した。

 氷でつくったジョッキ(一個三百円)も販売しており、併設のビアガーデンで飲み物を注文して楽しむことができる。

 今年は、大通公園のビアガーデンと開設期間が重なることもあり、札幌商工会議所は昨年の倍となる二万四千人の入場者を予想している。

*施設のポイント 媚山室工大助教授に聞く

*霜が光って幻想的

 「真夏の遊雪館」の技術顧問で、室蘭工業大熱エネルギー工学研究室の媚山政良助教授(59)に施設づくりのポイントやイベントに対する思いなどを聞いた。

 昨年は、雪のピラミッド作りをこなすだけで精いっぱいだったが、予想を超える一万二千人が訪れた。出入り口が同じだったので、入場には順番待ちが必要だった。今年は、入り口と出口を分けて一方通行にしたため、構造的に多くの人が入りやすくなったと思う。

 昨年の経験からスペースも余裕を持たせ、雪の洞窟には氷の彫刻や雪だるまを置き、楽しんでもらえる工夫をしたつもりだ。

 札幌の夏のイベントとして定着させるためにも、今年は多いに盛り上げたいところ。個人的な夢としては、冬の雪まつりの雪像の一部を保存し、夏のイベントでも楽しめるようになればいいと思う。技術的には十分に可能で、あとはやる気の問題。実現すれば、本州や台湾、東南アジアからの旅行者の新たな呼び水になるはずだ。  雪の洞窟で人が息を吐くと、霜になって壁面に少しずつ張り付く。地面に埋めた照明を受け、光ってきれいだ。期間の後半になると霜が厚みを増し、幻想的な輝きになると思う。

 石油価格が高値止まり気味だけに、冷房源として雪の利用を促進するにはまさに追い風。環境にもやさしいエネルギーとして、多くの人に雪の利用価値をPRしたい。
北海道新聞社
   
四季の歌 手前味噌放夢閉事「喜怒哀楽」